4月9日 古典文法の学習 「歴史的かなづかい」
Fujiの学習帳へようこそ。
こちらの記事では、私の日々の学びをレポートし、皆さんに共有します。
今回は「古典文法:歴史的かなづかい」の学習です。
【目次】
【歴史的仮名遣い】
子分に使われている仮名遣いを、
「歴史的仮名遣い」
と呼びます。
これは、平安時代中期頃の発音を基にしたものです。
【主な読み方】
1:語中、語尾の「ハ行音」の仮名
歴史的仮名遣いで書かれている「は・ひ・ふ・へ・ほ」の発音は、基本的に「ワ・イ・ウ・エ・オ」と発音します。
例)
かは(川)→カワ/いふ(言う)→イウ
2:ワ行の「ゐ・ゑ・を」
歴史的仮名遣いで書かれる「ゐ・ゑ・を」は、ア行の「イ・ウ・オ」と発音します。
例)
ゐる(居る)→イル/こゑ(声)→コエ/をとこ(男)→オトコ
3:母音が連続する音
母音(a・i・u・e・o・)が連続する場合、読み方が変化します。
au(アウ)→o^(オー) 例)かうい(更衣)→コーイ
iu(イウ)→yu^(ユー) 例)しうく(秀句)→シューク
eu(エウ)→yo^(ヨー) 例)てうし(調子)→チョーシ
ou(オウ)→o^(オー) 例)おうな(媼)→オーナ
4:「くわ・ぐわ」
歴史的仮名遣いでの「くわ・ぐわ」は、「カ・ガ」と発音します。
例)
くわんぱく(関白)→カンパク/ぐわいじん(外人)→ガイジン
【終わりに】
歴史的仮名遣いは、感覚的に判るものも多いと思いますが、慣れるまで何度確認しながら読んでいくのも良いでしょう。
皆さんの参考になれば幸いです。
【参考書籍】
市販の古典文法のドリルブックを使い、勉強しています。
ご参考までに。↓